2005-06-10 第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
ですから、いろいろな教育を経験していない新任教師が主流になる、そういう日が近づいてまいっております。三位一体による財政事情も追い打ちをかけておりますが、予算面からもなかなか優秀な人を採れなくなっているという可能性も出てまいっております。現場の教師たちは、こうした構造的な変化を放置すれば学校教育そのものが危機に陥るということを大変危惧しておられます。
ですから、いろいろな教育を経験していない新任教師が主流になる、そういう日が近づいてまいっております。三位一体による財政事情も追い打ちをかけておりますが、予算面からもなかなか優秀な人を採れなくなっているという可能性も出てまいっております。現場の教師たちは、こうした構造的な変化を放置すれば学校教育そのものが危機に陥るということを大変危惧しておられます。
クリントンは、今夜は私は、クラスサイズを小さくするために、国家的な努力についての提案、約束をいたします、私は十万人の新任教師を採用します、そして、全米の低学年、一学年、二学年、三学年のクラスサイズを一クラス十八人の子供にすることを約束しますということで、ここでは拍手というふうに書かれております。
私は、一つ提言なのですが、例えば新任教師、十年以内に半年間なり一年間の民間研修、例えば一般企業に入ってみて一般企業の組織や動き方の原理をよく体得してくる、あるいは企業じゃなくても一般の社会に出て、それもある程度まとまった時間学校から離れて広く視野を広めてくる。教師ほど視野が広くて包容力のある資質を求められる職業はないと思うのですね。
また新任教師の配置に伴う増置教員や非常勤講師の配置についても、経験の浅い教師の占める割合が三〇%以上を占めているというふうに指摘をされているわけでございまして、人材確保の難しさがうかがえるわけでございます。
今年度も新任教師の初任者研修の問題が予算に盛り込まれているのでございまして、新任教師であるといっても、やはり一人前の教師として扱われます。
こうした一連の動きを見守るとき、できるだけよい研修制度をつくろうという政府の姿勢は欠如し、臨教審答申を口実に何が何でも制度を発足させ、新任教師を鋳型にはめ込んでしまいたい意向であると断ぜざるを得ないのであります。
とりわけ、新任教師の段階は、今後の長い教師生活へ円滑に入っていき、教師としての使命感に目覚めるという意味で最も重要な時期であります。この時期に、すぐれた先輩教師の指導のもとに、教師としての教職への自覚を高めるとともに、必要な実践的能力と専門能力の向上を図り、幅広い知識や教養を身につける多様な経験の機会を与えられることは、まことに時宜を得た措置であります。
そして実質的にやってみて、ああ指導教員はちゃんと入る、そして学校の教師に迷惑はかからない、子供も生き生きし、新任教師も生き生きできるという、そういう見通しをつけてから全面実施に踏み込んだらどうですか。何にもまだ二年の試行が終わっていない、そういう中で反省もまだ十分とってない中で、そのことを強行することは私は許されないというふうに思います。
○久保亘君 そうすれば、三万人の新任教師全員に対してそういうものを集められるわけですか。何かあなた方が目をつけて、あれはどうもおかしいぞというのだけいろいろな材料を集めてこられるんですか。全教師についてそういうデータを集められるんですか。
しかしそこを、私先ほど、これはやはり今までの我が国の教育風土の中で非常に強かった後継者を育成していくんだという観点に立って一緒に高め合っていこうではないか、こういう考え方で指導教員を中心にして学校全体で新任教師の指導に当たっていただきたいというのが私の願いでございます。
第一に、初任者研修は、法律によって公然と新任教師をこれは半人前扱いにするんだと。最高の教師で最高の教育を受けるべき子供の教育を受ける権利をこれは侵害することではないか。「初任者研修」と表現しておりますが、一年間条件つき採用として、指導教員に職務の全過程の指導を受けるのですから、これは紛れもなく試補制度、あるいはその変形と言うべきですね。
そういうものと、経験豊かな教師との相互のお互いに学び合う関係というのが学校の中で非常に大きな活力になっていったように私は今でも確信をしているのでございまして、何か文部省の説明を聞いておりましても、新任教師というのはどうも物足りない、不満がある、こういうことを繰り返し言われているわけですが、そういう新任教師を育てて学校の現場に送り出す側に立っておられる河野参考人、三輪参考人、皆さんが養成して卒業させて
第二の重要な問題は、新任教師の条件つき採用期間を現行の六カ月から一年に延長をしようというこの問題であります。
そこで、こういうふうに身分保障不安定期間、これが長くなる、片一方、一年間の相当日数強い緊張のもとに初任者研修制度ということで置かれるという、こういう不安に新任教師を置くことがいかに教育活動を阻害し子供の人間形成を妨げるか、子供や親に与える不安、これがどうなるかということについてどういう見解でしょうか。
新任教師ですから、その後で、それを穴埋めするために毎日二時間の指導のついた研修が行われまして、参観授業もやらされる。けれども、参観授業をやるといっても、生徒の名前もまだ覚えていない中ではとてもできるものじゃありません。結局この方はメニエール氏病になって、そして子供に接していないものですから、とうとう山中に逃げ込むという事件も起こっているわけです。
ということは、現在の新任教師には実践的指導力が欠けておる、それから使命感が欠けておる、幅広い知見が不足である、こういう御判断で、それを克服するための研修である、そういうことでしょうか。
そうすると、新任教師と他の先生や生徒の信頼関係というものにいい結果は出ない。こういうことも報告されております。 それから、これは受ける教師からいいますと、研修課題が非常に多過ぎる。こういうことを報告しなさい、こういうことをレポートを出しなさいと言われて、非常に多忙な毎日を送って、そして何か言うと初任研だということで、一人前に扱われないような格好で実はそういうことが行われる。
新任教師のだれもが経験することは、子供たちとともに学び、そして遊ぶ中で児童生徒との人間的触れ合い、相互の信頼関係を深める教育実践活動を積み上げてきたという経験なのであります。
これはもう一つ後で申しますけれども、果たして教員の質的向上がどのように図られるのかという、そういう意味で、昨年の臨教審の第二次答申で提言されました初任者研修制度、新任教師の段階では一年間にわたり充実した研修を行うというものでございますから、これは大変有意義な制度であると私も思っております。
一つは、この初任者研修制度は、新任教師に対してマンツーマンで指導教員がその研修指導に当たるということですけれども、この指導教員の身分といいますか権限といいますか、そういう問題について、文部省のモデル案によりますと、「指導教員は、関係学校の教頭、教諭または非常勤講師の中から、当該関係学校の校長の意見を聴いて、当該関係学校を所管する教育委員会が命ずる。」というふうにあります。
そうして、例えば学年主任を中心にして学年すべての教員がその新任教師の指導に当たることが一番いい。これが実態に即しております。
そういう調査の中で、新任教師の方々がどういうことを実際は履修してきて、また、どれだけのテクニックを在学中につけてきておられるか、そして、どうして教師になられたか、こういう動機なんかを一度実態調査したい。
また、ただいま先生御指摘をいただきました採用された教師の新任教師の研修の問題も、実践的な指導力を身につけて教壇に立ってもらうためには極めて大切なことであり、現在もたしか二十日間と記憶しておりますが、研修の期間がありますが、臨時教育審議会においてはそれでは少ないのではないか、もう少し長くして実践的指導力を身につけていただくことが児童生徒のためでもあり、また、教師として教壇に立っていただく先生のためでもあるという
新採教員の試験のあれを私は持ってきましたけれども、四十五項目にわたる昨年の新任教師の試験問題があります。これは何かといったら全部規律、規律だけです、教えるのは。こういう状況です。ですから、新採の教員なり若い教師は総合的な判断、創造性というのがなくなってしまう。無気力で、授業だけやっておけば事が済むと言っています。 その例を挙げましょう。
それから研修につきましては、採用後、できるだけ早い機会に研修を充実していこうということで、新任教師に対する研修、これは実際上の実技を含めまして十日程度の実習を展開しているわけでございます。また五年目の研修というようなこととか、主任クラスの研修、そういう実際上の教師になった後にもろもろの研修を強化していくということで、研修強化については相当今日まで力を入れてきているわけでございます。
その原因は、一つはことしの高等学校の入学式並びに新任教師に対する訓示、それらの中で理事長が軍国主義的な発言をされていることが一つであります。もう一つは、現在明らかになっておりますだけでも、五十一年度、五十二年度にわたって、かなりの不正ではないかと思われる入学判定が行われているということであります。
「新任教師のために」と書いてある。「あなたのものは、そう長くありません。」、何の話を一体言っているのだ。こういうばかげたことをやるところに人事の問題でも何でもろくなことは始まっておらない。だから私は文部大臣に、この際、とにかくこの問題の解決をもっと高いところから考えてもらいたい。委員会が云々というような話もあったけれども、文部大臣は与党の文部大臣なんだ。